ペガサス株式会社
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ペガモルHAによる補修工法

・付着強度が大きいため、天井等に施工しても安心
・左官施工と吹付施工の両工法に対応
・亜硝酸イオンによる塩化物に起因する鉄筋の腐食を阻止
・ペガ弾性ペーストによる遮塩性により鉄筋の腐食防止

ペガモルHAによる補修工法の特長

  1. 付着強度の基準値(1.5N/mm2)に対して約2.7倍(3.99N/mm2)の付着が有ります。
    またペガ弾性ペーストの働きにより、長期に付着力が持続します。
  2. 施工は加水量を調節するだけで、左官と吹付の両工法に対応可能です。
  3. 防錆剤(ペガサビン)を混和することにより、鉄筋表面に不働態を形成して鉄筋の防錆に効果があります。
  4. ペガ弾性防錆ペーストは遮水性能があり(通常の1/8)、不働態の形成と協調して鉄筋の塩害を長期に渡り守ります。
  5. 無機系なので紫外線等に対して耐久力があります。

工法の例

工法の例

使用材料

ペガモルHA・ペガサビン・ペガ弾性防錆ペーストの写真

ペガモルHAの圧縮試験と付着試験

圧縮強度は28日強度としては、従来品(ペガモルFA)と同等です。

ペガモルHAの圧縮強度のグラフ

付着強度は、従来品(ペガモルFA)に対して大幅に向上。土木学会の基準値である、1.5N/mm2 に対しては2.66倍の余裕を確保できています。 この工法では、モルタルの乾燥収縮や温度変化による補修材の伸びや収縮による接着面に発生する「せん断応力」を弾性モルタルで吸収できるようにしたことです。 *1によれば、普通セメントの場合、材齢180日程度でせん断応力が剥離の応力と釣り合うとしています。
*1 Lea,P.M.,The che Chemistory of Cement and Concrete, third edition, Edward Arnold(publishers) Ltd,1970

ペガモルHAの付着強度のグラフ

ペガモルHAとペガ弾性ペーストの練り方

1.ペガモルHA

左官施工の場合(粉体20kg/袋)
ペガサビンを混和 清水:2600g/袋 ペガサビン200cc/袋
ペガサビンを不使用 清水:2800g/袋 -
吹付施工の場合(粉体20kg/袋)
ペガサビンを混和 清水:3300g/袋 ペガサビン200cc/袋
ペガサビンを不使用 清水:3500g/袋 -

2.ペガ弾性ペースト

1箱に5セット(5袋)入っています。
1セット(1袋)当りの内容を下表に示します。

粉体質量(1袋当り) 3kg
混和液質量(1袋当り) 0.9kg
練りあがり量 2リットル
施工面積(厚さ2mm時)(1袋当り) 1㎡

ペガモルHAとペガ弾性ペーストの施工の種類

工法の例

施工1:この工法はハツリ取った面に2~3mmのペガ弾性ペーストを塗布した上にペガモルHAを施工し、さらに表面にペガ弾性ペーストを施工します。

  1. 表面からの塩分の侵入を阻止すると同時に表面の色むらを解消して、任意の色付けを行うことができます(色は100種類程度用意。上手はその一部です)。
  2. 下面のペガ弾性ペーストは母材との付着性能を向上すると同時に。
  3. さらに塩分の拡散を阻止する。
工法の例

施工2:この工法はハツリ取った面に2~3mmのペガ弾性ペーストを塗布した上にペガモルHAを施工した場合です。

  1. ペガモルHAにペガサビンを混入して、鉄筋を防錆する。
  2. 下面のペーストは母材との付着性能を向上すると同時に。
  3. さらに塩分が内部に拡散することを阻止する。
工法の例

施工3:この工法は軽微なヒビワレが表面に見られる場合に2~3mmのペガ弾性ペーストを塗布する施工です。

  1. ペガ弾性ペーストは遮塩性のあるポリマーとペガサビンを使用しており、鉄筋を防錆します。
  2. 表面の色むらを解消し、任意の色に表面を仕上げられます。
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